中島塾の中島です。こんにちは。
今日は、私の心の中というか頭の中の話をひとつ。
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未来を向いて仕事をしたいと考えている。
そして、市場（マーケット）を向いて仕事をしたいと考えている。
中島塾ではチラシを出していなくて、それについて
『どうしてチラシを出さないんですか。』
と聞かれることがある。
私はたいてい
『いやあ、なんとなく。』
とか
『チラシ作るの下手くそなんで・・・。』
などと言ってお茶を濁すが、本当は「チラシを作る」という行為が未来を向いていないと考えているからだ。新聞を読む人が減っていき、チラシで動く人が減っていく中で、チラシに力を入れる気になれないからだ。
いいチラシを作って満足している人の言葉は、私には
『新しい伝書鳩を買ったんですよ。』
と言っているように聞こえる。
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上司の顔色をうかがいながら仕事をしている人の言葉は、私には
『どうですか、この刀。いいでしょう。切れ味抜群でござるよ。』
と言っているように聞こえる。
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何も考えずとにかく大きい会社に入りたいと言っている人の言葉は、私には
『おじいちゃんが亡くなったので埴輪を作りました。』
と言っているように聞こえる。
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しかもこの話で面白いのは、その人たちが言っている伝書鳩は確かに素晴らしい色艶をしているし、刀はピカピカに光っていて、埴輪の出来栄えはちょっと最近見たことがないくらいハイレベルなのだ。みんなとても能力のある人たちだということが分かる。
私は毎日教室で中島塾の塾生たちに勉強を教えている。教え方はうまくなくても、塾生の数は多くなくても、勉強の向こう側に子どもたちの未来を見ながら取り組んでいるという自負だけはある。
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