長男としての自覚を

中島塾の中島です。こんにちは。
先日、家族で焼き肉を食べたときの話を1つ。
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中島家ほどのセレブにもなると、年に2度ほど自宅で焼き肉を食べることがあります。このペースで行くと東京五輪まであと8回は食べられる計算です。肉の末広がりです。肉の祭典です。食べ盛りの長男(12歳)も次男(3歳)も、この祭典を楽しみにしているようです。
先日のこと。
お茶やドレッシングを運ぶなど積極的に役割を果たす長男とは対照的に、次男は座ってただ与えられるのを待っているだけでした。私は鉄板で肉を焼き、嫁はキッチンで野菜を切っていました。
準備ができ、みんな席につきました。私は美味しそうに焼けた肉を長男に渡し、こう言いました。
私『長男、食べなさい。準備を手伝ってくれてありがとう。次男には、長男が食べてから肉を渡すよ。長男は頑張ってくれたし、次男は何もしていないしね。』
私は次男をベタベタ甘やかすのがあまり好きではなく、特にこのように長男が頑張ってくれたときは長男寄りにジャッジしたいと思っています。長男もそういう私の気持ちは分かっているようで、嬉しそうに受け取った肉にかぶりつきました。
それを見届けると、私は次に次男の皿に肉を乗せました。そして次男が肉を食べようとするのを見たとき、ちょっと気になったことがあって長男に聞きました。
私『ねえ、長男。肉の中赤くなかった?生焼けじゃなかった?』
すると、この私の言葉を聞いた長男の表情がみるみる曇っていって、こう言いました。
長男『え。もしかしてボクって肉焼けたかどうかの実験台やったん?』
違うよごめん違うよごめん違うよごめん違うよごめん違うよごめん。
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