中島塾の中島です。こんにちは。
「ドラゴンストーンマイン」というアナログゲームがあります。
外国製でなおかつ日本語版が発売されていないので、決してメジャーとは言いがたいゲームだが、私はこれをプレイしたときに、勉強ができるようになる子とならない子の差を感じた。
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このゲームは、写真中央の袋から宝石を1つ採掘し、グレーの棒に通す。自陣が高い得点になったら勝ちだ。同じ色を5つそろえるか、1色ずつバラバラに5つにするとポイントアップできる。上から見たときに5色あるのもポイントが高い。
ここまでならただの運ゲー(運の要素が強いゲーム)なのだが、私がプレイしていて勉強とのつながりを感じたのはここからだ。
採掘した宝石の色によって、特殊な条件がある。例えば赤色の宝石なら自分ではなく他人の陣地に入れる。当然相手の思惑を外すべく、色がそろわないように配置したい。黄色の宝石なら連続で採掘でき、それは同じ色の宝石が出てくるまで永遠に続けることができる。
ゲームにハマり、勝ちたいという気持ちが強くなれば、小さい子でも「もう1回できる!」「ここに置いてもいいよね?」と積極的になれるのでルールを覚え、最後には「ここで緑を引けば勝てるっ!」というふうに気合を入れて採掘に向かう。
その一方で、たとえ学年が上であろうと、気のない子は「へ?もう1回やるの?」「とりあえずここでいいかな。」「あれ?次誰の番?」いう具合で、全く要領を得ない。
勉強でもスポーツでもゲームでも、上達する子には共通するオーラがある。オーラというとスピリチュアルな感じもするが、具体的な行動でいうと上記のようなものなのだろう。
人間として魅力ある子を育てたいと、強く思っている。それは決して格好をつけて言っているわけではなく、私が面白い人間に囲まれていたいからという利己的な理由もあったりする。もっとすごいやつはいないか、もっと面白いやつはいないか、いないのなら育てるまでだ。
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