補欠屋

中島塾の中島です。こんにちは。

「考えない」と「考える」の間には大きな隔たりがありますが、「考える」と「行動する」の間には高い高い壁がそびえ立っています。

今日は私が「考え」たけど「行動し」なかった話。

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私は趣味でソフトボールをしている。掛け持ちして6チームに所属し、お日様の下、泥にまみれて白球を追っている。

ところで、ソフトボールで苦労するのが「人数集め」だ。チームに1人いるまとめ役は、試合の10日ほど前になるとみんなにラインで連絡を回し、出席を要請する。ところがみんな仕事や家庭、ほとんどはその両方をもった社会人であるため、なかなか返信がもらえない。3日前に急に「やっぱ行けます」とか試合前日に「ちょっとムリみたいです」なんてのはザラなのだ。言う方はいいけど言われた方はかなり辛い。最低9人そろえないと試合にならない。

また、せっかく試合に行ってもその時の出席者が多いと試合に出られないこともある。そうすると、出られなかった選手は次の呼びかけがあったときに迷うようになる。予定はないから行けるけど、前回みたいにまた試合に出られないなら休もうかな、という具合だ。もちろん声をかける側も気をつかう。

そこで私が考えたのは「補欠屋」。名前の通り、補欠を試合場に派遣する。この補欠は試合に出すも出さないも自由、スマホで3回タップすれば試合開始30分前には選手が到着している。支払いはクレジットカード。試合は日曜日にあるので、金曜日や土曜日に申し込みが殺到するだろう。ソフトボールで成功すれば、ママさんバレーやフットサルなんかにも広がるかもしれない。

書いていて思ったのだけど、これはドラマドクターXの「神原名医紹介所」じゃないか。私は知らず知らずのうちに岸部一徳を目指していたのか。

『この度はうちの鈴木と中村を使っていただきありがとうございました。メロンです。請求書です。』

『0が1、2、3、4・・・30000円!な、な、何だこの金額は!』

『そちらの東帝チームの山田さんが三振したあとに、うちの鈴木が逆転タイムリーヒットを打ち、裏を中村が3人で抑えてチームは5年ぶりの優勝を果たしました。非常にリーズナブルな価格と認識しております。』

『そ、それにしても・・・。』

『もちろん、今日のことは鈴木も中村も一切口外いたしません。明日の新聞には東帝チームの監督さんのインタビュー記事が載ることでしょうね。』

『わ、わかった。は、払うよ。ホラ。』

『30000円いただきましたー。ホッホーイ。(ステップ)』

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