歴史は流れとともに

中島塾の中島です。こんにちは。

歴史は流れが大切です。こんな問題はどうでしょうか。

【問題】

1939年~1945年の間に起こった出来事(ア~エ)を並べ替えなさい。

ア 広島と長崎に原子爆弾が投下された。

イ 日本・ドイツ・イタリアが日独伊三国同盟を結んだ。

ウ 日本とソ連が日ソ中立条約を結んだ。

エ ミッドウェー海戦において日本軍が敗北した。

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さて、並べ替え問題を解いてもらっている間に、「なぜブログで並べ替え問題を出すのか」について少し書いてみる。

私が今日(から)並べ替え問題を出すのには3つ理由がある。

1つ目は、「取り組みやすいから」だ。記述問題や用語問題はたくさんの文章量が要求されたり、知っているか知らないかの二択になってしまったり、ブログで出題しても読者は解いてみようという気になりにくい。その点並べ替え問題であれば、アイウエのカタカナを並べ替えるだけなので、「こんな感じかなー。」というふうに案を出しやすい。

2つ目は、「並べ替え問題ができるようになれば、記述問題や用語問題などもできるようになるから」だ。「大は小を兼ねる」という言葉があるように、「並べ替えは記述・用語を兼ねる」のだ。

3つ目は、「正答率が低いから」だ。例えばここで、「7×8=?いくつでしょう」という問題を出しても、その続きの文章を読む気にはなるまい。とりあえず自分の中でそれっぽい答えを出しておいて、理由と正解を知ることができ、さらに周辺知識もつくとあれば、このポンコツブログにも少しだけ意味が出てくるというもの。ちなみに石川県内約10000人の中学3年生が3月にこの問題を解いた場合、正答率はおそらく10~20%程度になると予想する。

【考え方】

まずこの時期の日本はアメリカ合衆国を目下の敵と考え、アメリカに対抗する意図で動いている。日独伊三国同盟の第2項にある「現在交戦中でない他国」とは明らかにアメリカを指しており、また広島・長崎に原子爆弾が投下されているという結末からもそれはうかがい知ることができる。まず日本は日独伊三国同盟を結んで、アメリカに対抗する地盤を築いた。

さらに、本当はソ連も入れて四国同盟といきたいところだったのだが、ドイツの支持を得られず、やむをえず日本単独で日ソ中立条約を結んだ。ソ連が日本と戦争をしない決断をしたのは、ドイツとの争いをにらんでいたからで、日ソ中立条約を結んだあとにすぐロシアはドイツから奇襲攻撃を仕掛けられている。

日独伊三国同盟・日ソ中立条約と一手ずつ進めてきた日本だが、ミッドウェー海戦で敗北すると徐々に劣勢から敗勢になっていき、原子爆弾を投下されたことで降伏を受け入れた。

【正解】

イ→ウ→エ→ア

この文章を読んだり話(授業)を聞いたりするのに、国語力や聞く力が必要になってくるのだが、それはまた別の機会に。

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【小学生・中学生・高校生に読んでほしい記事】

同意はできませんが、1つのものの種類が増えていることは間違いないと思います。

http://president.jp/articles/-/24467

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