中島塾の中島です。
下の写真はドイツの名作ダイスゲーム「ブラフ」です。
タカラバコで所有しているゲームには珍しく、「12歳以上」という表記がしてあります。
私はこのタカラバコでの活動を通して、子どもたちにたくさんのことを伝えたいのですが、その中の1つに「楽しいことから学べよ。そしたらまた楽しいことさせてもらえるから。」というのがあります。
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子どもはどうしても保護者の制約を受ける。
でももしボードゲームからたくさんのことを学んだらどうか。
次もまたボードゲームをさせてもらえるだろう。
実際そうやって毎月タカラバコに来てくれる小学生・中学生は一定数いる。
彼らはボードゲームを通して考えることを学び、初対面の相手とコミュニケーションを取って成長し、ハマる力をつけるから、それを認めた保護者の方は次もタカラバコへの参加を許可してくれる。場合によっては一緒に参加してくれることもある。
一方で、楽しいことから学べないため、保護者から制約を受けるケースがある。
むしろこちらの方が多いと思う。
テレビゲームばかりして宿題をしないから制限時間を決められてしまう。
ラインばかりして語彙力が乏しいからラインを禁止されてしまう。
読解力がないのにラインをするからトラブルを起こしてスマホを取り上げられてしまう。
テレビゲームでもスマホでもラインでも何でもそうだけど、それがしたければそこから学んで成果をあげればいいのに。
「定期テストで400点取ったらスマホを買って。」
のようなルールを親子で決めるような話も聞くが、私がもし中学生ならそんなルールよりも
「スマホを買ってくれたらこんなふうに使いこなして400点取ります。」
と保護者を説得するだろう。
「金沢にボードゲームカフェを作るので合計1000万円ください。3000円くれた人にはお礼のメールをします。1万円くれた人には年間パスを郵送します。3万円くれた人はプラチナ会員として・・・」
というクラウドファンディングは、上の400点スマホの大人バージョンだと考えることもできる。
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【募集】
小学生ナゾ解きゲームイベント「タカラバコ」
◆5月11日(土)大徳公民館9:30~11:00(受付開始9:00)
◆5月18日(土)市内施設出張タカラバコ
◆5月18日(土)米丸公民館9:30~11:00(受付開始9:00)
「知の入り口」に興味がある方からの問い合わせ・申し込みをお待ちしております。