ゴーストタワーから教育を考える

ボードゲームでギャラをもらっている中島塾の中島です。

今日はゴーストタワーというゲームを紹介します。

ゴーストタワーは、5歳からできる協力ゲームで、プレイヤーは合計24枚のオバケタイルのうちのどれかを1枚めくります。オバケタイルの内訳は同じ色が3枚×8色になっていて、3人連続で同じ色のオバケをめくると、そのオバケと同じ色の部屋にオバケを入れることができます。もし違う色のオバケをめくってしまうと、それらのオバケを裏返しに戻し、時計の針が5分進みます。ゲームは22時からスタートして24時の鐘がなると終了です。その時点でオバケが残っていたらプレイヤー全員の失敗ということになります。

プレイヤーどうしの勝敗を決めないいわゆる「協力ゲーム」なので、みんなで仲良く遊べるところもポイントです。3人連続で同じ色のオバケをめくれたら歓声が上がるのはもちろんのこと、失敗して時計の針が進む時にも悲鳴が上がり、かなり盛り上がります。

***

さて、察しのいい方なら上の説明を読んだ時に分かったと思うが、このゲームはトランプの神経衰弱のシステムを使っている。異なるのは、2枚ではなく3枚同じものをそろえるということと、オバケを同じ色の部屋に入れるとか、失敗すると時計の針が進むというストーリーの部分だ。

ボードゲームという殻を外してみれば、たかが神経衰弱なのだ。

しかし反対側から見れば、たかが神経衰弱でもストーリー次第でこれだけ子どもたちを熱狂させることができる、とも言える。そしてこれは中島塾でやっている学習にも同じことが言える。子どもをグッと引きつけ、勉強したくてたまらない状態を作るべく、私は日々教室で知恵を絞る。

https://www.facebook.com/takarabako.game/

*****

【募集】

小学生ナゾ解きゲームイベント「タカラバコ」

◆8月30日(金)AM市内小学校出張タカラバコ
◆9月7日(土)西南部公民館定例会
◆9月14日(土)大徳公民館定例会
◆9月21日(土)AM市内児童施設出張タカラバコ
◆9月21日(土)米丸公民館定例会
◆11月1日(金)PM 石川県内小学校親子活動出張タカラバコ

「知の入り口」に興味がある方からの問い合わせ・申し込みをお待ちしております。