タブレットが置いてある飲食店で思うこと

いつも何かしら考えている中島塾の中島です。

先日、タブレットで注文を取るタイプの飲食店で考えていたことを書きます。

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まず私はタブレットで注文を取るタイプの飲食店が好きだ。

理由は、人間が注文を取るタイプの飲食店よりも正確で、こちらが注文した記録が残るだからだ。

特に回転寿司屋では、「さっきの玉子覚えてもらえているかな」「天ぷらは大丈夫かな」など気になることが多い。私ほどのオジサンともなると「言ったつもりだったけど実は思っていただけで注文まではしていなかった」というハプニングもある。とにかく注文絡みで悲しい思いをしたことは1度や2度ではない。

だから私はタブレットで注文を取るタイプの飲食店が好きだ。そのうち私の血圧や内臓脂肪などをセンサーで感知し、天ぷらのボタンがグレーになって押せなくなって注文できなくなってしまうかもしれない。それはそれで愛を感じるからいい。やっぱりタブレットで注文を取るタイプの飲食店が好きだ。

・・・待てよ、と私は考えた。

これは塾にも言えるのではないか。

自慢ではないが、私は塾生から言われたことを忘れるケースが多い。保護者の方に中島塾hot lineという授業報告メールを送り忘れて問い合わせが来たこともある。

もしも私が塾生だったら、ベテランの人間講師よりもタブレット講師の方が便利に使いこなせるような気がする。

・・・でも待てよ(2度目)、と私は再び考えた。

塾生全員が己を磨きテストの成績アップに燃えているのならタブレット講師も重宝するのかもしれないが、塾には「勉強をしたくない」「今日は気分が乗らない」「なんで勉強しなきゃいけないのかわからない」という層が一定数いて、彼らを褒めたり叱ったり諭したり様子を見たりするのはタブレット講師にはできない仕事なのだ。

だから、教えるのはとても上手だけど学級崩壊しているクラスや、一部の塾生は素晴らしい成績を収めているのに流行らない塾などが存在するわけだ。

以上の理由で中島塾では人間講師である中島先生が続投することになるが、自動化したり機械化できるところは極力そうしていこうとは考えている。

私の仕事はこのブログを書くことだけだ。いや、もしかしたらこのブログも実は・・・

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