2019年度第1回金沢市統一テスト

鉄は熱いうちに打つ中島塾の中島です。

2019年11月8日(金)に第1回金沢市統一テストが終わったその夜に早速内容を検討してみました。

普段はあまりお菓子を食べないんですけど、こういう日は特別ってことで。

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以前から、金沢市統一テストや入試を見ていて感じるのは読解力の大切さだ。国語はもちろんのこと、英語や理科の問題なんかも国語力がないと苦しいケースが多い。

国語・英語・数学の3教科に関しては、読解力のなさや読むスピードが遅いことから、試験時間がたりないと感じた受験生が少なくなかったはずだ。

【国語】2017年平均53点→2018年平均58点→2019年平均

記述問題が増えて入試に近づいた。ただし、200字の作文は相変わらず出題されていない。大問1が昨年度の入試に合わせた漢字独立問題になり難化。大問4は昨年同様古典からの出題。

【理科】2017年平均53点→2018年平均62点→2019年平均

昨年平均60点を超えたこともあり、今年はそれよりは難化。直前の第4回石川県総合模試など理科の平均点が高かった回もあったが、今回はかなり悪戦苦闘したと思われる。

【英語】2017年平均53点→2018年平均57点→2019年平均

大問3(375語)、大問4(571語)の語数は増えていないものの、やはり時間内に読み切るのは難しい。平均点前後の受験生は大問2(116語)にしっかり時間をかけて12点押さえてしまう方がいい。

【社会】2017年平均50点→2018年平均54点→2019年平均

大問4に第4回石川県総合模試と同じ図が使われるなど、全体的に既視感の強い問題。その場で考える問題というよりは、事前にいい準備をした受験生が高得点を収めることになるだろう。

【数学】2017年平均48点→2018年平均50点→2019年平均

正答率が5%を切るようなレベルの難問がなかったので100点も出るだろうが、大問1の分数や大問7の証明問題を書けない受験生も多いだろうから、平均点はやはり低くとどまると思われる。

私を含めた7人の塾長によるクロストークは以下のリンクから。

塾長分析会2019第1回金沢市統一テスト

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