国語が大好きな中島塾の中島です。
今の子どもたちの言葉の少なさに驚き、何とかしなければと思っています。
【最近塾で教えた言葉】
◆尻切れとんぼ
◆待望
◆たわいない
◆右往左往
◆ふに落ちない
◆組閣する
◆難色を示す
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偏差値の高い大学を出たからいい仕事ができるとは思わないが、頭の中に言葉の数が多ければその言葉を使ってたくさんのことを深く考えることができるだろうと思う。どんなに腕のいい料理人でも包丁がなければ魚は捌けないし、どんなに有名なサッカー選手でもサンダルを履いていては十分なプレイができない。
私のような塾講師や塾の経営者が「小さい頃から塾に通ったほうがいい」というとポジショントークだと思われるのでなるべく言わないように心がけているが、中学生になってから塾に来ている塾生たちを見ていると「どうしてもっと早く来なかったんだ」という無念が胸の奥から次々湧いてきて止まらない。それでもいただいた時間をやりくりして最善は尽くすけど。
頭の中に言葉がないと、物事を数多く深く考えることはできない。ラケットを持たせずにコートに立たせてもテニスにはならないし、ピアノがない場所でピアノの発表会は成立しない。お金がなくて時間がある保護者の方はご家庭で、時間がなくてお金がある保護者の方は塾で、両方ある保護者の方は両方の場所で、子どもたちにたくさんの言葉をプレゼントし続けてもらいたい。
切れないハサミを持たせても怪我をするだけだ。
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【募集】
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