過去を振り返って未来を創る

中島塾の中島です。

突然ですが問題です。

【次のカタカナを漢字に直しましょう】

1・心臓をイショクする。

2・ツタナい文章で書かれた作文。

3・手順をカンケツに説明する。

4・国歌をドクショウする。

5・飛行機をソウジュウする。

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金沢市に住む中学3年生で、この問題のラインナップにピンと来た人がいるといいのだけど、実は上の5問は全て今年の石川県総合模試や金沢市統一テストで出題された問題だ。

私は、この5つが書けない中学3年生をとても心配している。なぜならば、この5つが書けない中学3年生はほぼ100%模試やテストの間違い直しをしておらず、なおかつ今後の三者面談で「志望校まであと10点!」「目標まであと20点!」となったときに、「じゃあ新しい教材買いに行こう!」となりやすいからだ。

今までできなかった問題を無視して新しい問題を解くことに何の意味があるだろう。

教材は道具だ。使い方次第で毒にも薬にもなる。

11月8日(金)に終わった第1回金沢市統一テストでも石川県総合模試で出題された図と全く同じものが複数出題されていたが、これを例に挙げるまでもなく、1度出題されて解けなかった問題を次は解けるように準備しておくというのは、自分を高めるための唯一無二の手段と言ってもいい。

今からでも遅くない。第1回から第5回までの石川県総合模試を解き直し、第1回金沢市統一テストを復習し、今後同じ問題が出たときに100回やって100回できるように仕上げよう。今年は特に進学校を希望する上位層にその意識が足りないと感じている。これはテストだけでなく人生にも言えることだ。1度やってしまったことを反省し、次同じシチュエーションになったときに「待ってました!」と乗り越えていける人間になってほしい。

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