塾のもつ役割の変化に気づいた中島塾の中島です。
今日はその気づいたことについて説明します。
きっかけはインターネットの発達でした。
「ググる」という言葉が生まれ、ネットでなんでも検索できるようになった今、塾は「知識を受け取りに行く場所」としての役割を終えようとしています。
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では塾は「知識を受け取りに行く場所」ではなくてどういう場所かというと、「勉強をやり切るための場所」「同じ志の仲間を作りに行く場所」だと思う。
オンラインゲームやポータブルゲームなどが百花繚乱である現代、自宅で集中して勉強することが昔に比べて難しくなってきている。
子どもだけでなく大人も、ダイエットに励むときはフィットネスクラブに通うし、本を読みたくなったら図書館に行くだろう。それ専用のスペースに行ってやるしかない状況を作り出すというのは、以前からも繰り返し行われてきた人間の営みである。
そうやって同じ志の仲間と繰り返し顔を合わせるようになると、情報交換をしたりお互いに切磋琢磨したりするようになる。これが2つ目の「同じ志の仲間を作りに行く場所」という所以だ。フィットネスクラブではキン肉マンたちがプロテインの話をしているし、図書館では読書マンたちが直木賞の話をしている。
ただ、受験間近の今の時期は「入試情報」「進路指導」という役割も大切で、こっちの方はまだまだなくなったり廃れたりはしないのかもしれない。
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