お母さんと車

今日は中島家の昔話を書きます。私が小学生の頃の話です。
20070517a.jpg
*****
ある日、両親が『車の買い替え』について真剣に話し合っていました。よくよく話を聞いてみると、マニュアル車にするかオートマチック車にするかが話題の中心のようです。ちなみに当時、世の中のほとんどの車がマニュアル車でした。かくいう我が家もご多分に漏れずマニュアル車でして、母がオートマチック車への変更を嫌ったのです。
母「だってマニュアルじゃないと…。」
父「だからー、オートマの方が運転しやすいんやって。」
母「でも…。」
父「すぐ慣れるって。」
母「いやー…。」
今にして思えばバカバカしい話です。運転の苦手(下手)な母が「マニュアルじゃないと…。」なんて言っているのですから。
結局話は物別れに終わり、父は半ば強引にオートマチック車を購入しました。
母は絶望していました。
○| ̄|_
こんなんなってました。
しかし、母としても絶望してばかりはいられません。地下鉄などの交通機関が未発達な金沢で、車なしというのは『翼の折れたエンジェル』です。
オートマチック車購入の翌日から、母は父を助手席に乗せて特訓を始めました。そしてその特訓はすぐに終わりました。当たり前です。マニュアル車に乗れる人間がオートマチック車の特訓をすること自体がおかしい話なのですから。
現在、母は『もうマニュアル車なんて絶対乗れんわー。』などと涼しい顔で話しています。
*****
[問題]
上の話から十数年が経ち、母は今年ついに車を買い換えました。さて、そのときに車選びのポイントになったことはなんでしょう。
[ヒント]
色とか形とかではありません。○○を乗せるために・・・・・・・・・
人気blogランキングへ←クリックで応援してください。問題の答えも出ます。