自分をアップデートし続けることの大切さと楽しさ

1年振りの金沢情報に頭を悩ませている中島塾の中島です。

私が最近思っていることは、と…。

私は塾を「自分をアップデートする場所」と位置づけ、昨日よりも今日の方が良い自分、今日よりも明日の方がいい自分になってもらうことをモットーにしていますが、最近そういうの流行ってないのかなぁ…と肩を落とすこともあります。

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私も含めた大人の世界で、モーレツ社員がもてはやされなくなったように、子どもの世界にも「自分らしく」「無理せずに」「自然体で」のような流れがあるように思える。一面から見ると何かしらの真実にたどり着けそうな考え方ではあるけど、本当にそれでいいのだろうか。そして同時に私は今ポジショントークをしようとしてはいないか。

先日日本プロ麻雀協会のプロテストを受験してきて改めて思ったのだけど、自分が日1日と進化していくのを実感するのはかなりの快感で、頭が固くて物覚えの悪い大人になってからよりも、頭が柔らかくてまだ何にでもなれる子どもの方が手応えを感じやすいのは誰にでも分かってもらえると思う。

何が「自分らしい」のか何が「無理」で何が「自然体」なのかというのは子ども時代に形作られるのが普通で、子ども時代に「人生の型」を作ることなく奔放に過ごすと、大人になった時かなり困ることになるのは自明の理だ。テニスの錦織圭選手や野球の大谷翔平選手がそれぞれの練習をすることも、将棋の藤井聡太二冠や囲碁の仲邑菫(なかむらすみれ)初段がそれぞれの練習をすることも、「自分らしい」し「自然体」であるはずだし。

そういえば私は高校1年生の冬に柔道の昇段審査を受けて、結論からいうと黒帯(初段)になることができたのだけど、ペーパーテストはできたもののその後の実技テスト(乱取り)で息つく間もなく投げられ続けたことを苦々しく思い出した。あの昇段審査は一体何を見ていたのだろう。いや受かって嬉しかったけれどさ。

自分の人生に本気になれない子どもたちを、こっちの世界に引き込む塾でありたい。

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