草ソフトボール~限界の先にあるもの~

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中島塾塾長室の中島先生です。どうも。
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私は趣味で草ソフトボールをしています。複数のチームに所属し、青空の下で土にまみれて楽しんでいます。(関連記事
ポジションや打順は決まっていません。子どもの部活動であればある程度打順や守備位置を決めて練習するものですが、大人の場合みんな仕事の都合があるため毎回同じメンバーがそろうわけではないからです。
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先日、私がキャッチャーを命じられたときのことです。
チームにはいつも決まったピッチャーがいるのですが、その日は都合が悪かったのか決まったピッチャーとは別の新しいピッチャーが投げるということでした。
監督『試合前にちょっと投球練習しとけよ。』
新ピ『はい。』
中島『はい。』
新ピ『じゃ、いきますよ。』
中島『はーい。』
球(ビシューッ!!!)
中島『うあっ!』
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あ の ー 。
す み ま せ ん 。
プ ロ の 方 で す か 。
いや、あのね。本当にものすごい球なんですよ。後で聞いた話なんですけど、新しいピッチャーは高校生のころからずっとソフトボールをやっている人らしく、大人になった今でも有名なクラブチームで投げているんだそうです。球速もよく分かりませんが100km/hとか出てそうな感じです。
(こちとら小学生時代に少年野球をしてただけのシロウトだぜ?中学時代はバスケ部だぜ?何なら講道館柔道二段ですけど?中島塾の塾長ですけど?怪我したらどうすんのよ?)
とまあ気持ちは穏やかじゃないんですが、何せ監督の命令は絶対です。そして私も気づいていました。その日のメンバーで、私の他にキャッチャーできる人はいないってことに。
私は歯を食いしばって剛速球を受け続けました。全神経を集中して球筋を見続けました。1球取るごとにキャッチャーミットの中で左手がどんどん膨らんでいくのが分かりましたが、あえて無視しました。
そんなこんなで、私は何とか試合開始前に剛速球を取れるようになりました。左手はパンパンですけど。
やっと試合前の投球練習が終わりました。最後の挨拶をしようと近寄った汗だくの私に、新しいピッチャーは涼しい顔でこう言いました。
『あ。ボク、ストレートの他にライズボールとスライダーあるんでお願いしますね。』
( ̄□ ̄)!!ナンテ?!
○| ̄|_
ソンナモン
トレルワケナイデショウガ…
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[一言]
結局ライズボールとスライダーも投げてもらいましたが、・・・・・・・・・
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