面積パズル【解答編】

花粉症でクシャミが止まらない中島塾の中島です。

動画解説を作る時にクシャミが出そうになったら一時停止ボタンを押すので大丈夫です。

これがリアル授業だったら1番前列の塾生に飛沫がかかっていただろうなぁ、と。

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ところで、上の解説動画をもし冊子にすると以下のようになる。

長方形AEHIの面積を求めるためには、まず長方形EBJGに注目する。長方形EBJGは縦9横6ということが予め分かっているので面積は9×6=54となる。長方形EBJGのうち上にある青い長方形EFGHは面積21だと分かっているので、下の緑の長方形FBJGは54–21=33となる。ということは右下にある緑の長方形GJCKは54–33=21で、横の長さが等しい上の赤い長方形IGKDが面積42なので、縦の長さが2倍であると分かる。同じことが左の列でも言えることから、長方形AFGIの面積はFBJG面積33の2倍となる66で、求めたい黄色の長方形AEHIの面積は66–21=45となる。

これを読みこなせることが昔の「勉強ができる子」の条件だったわけだ。

もちろん今だって上の解説を読みこなせることは素晴らしい。しかし、それができなくても解説動画を見てもらえたら理屈が分かるというのが、私のような解説動画作れるおじさんの言い分なのだ。解説動画作れるおじさんは長方形ABCDとか言わなくても解説できちゃうし、むしろその方が塾生やその保護者の方から感謝されるわけで、これからの学習塾講師として必要なスキルのうちの1つ目はこれだと言っても過言ではないのだ。

ちなみにこれからの学習塾講師として必要なスキルのうちの2つ目は「なぜ勉強が大切なのかを伝えること」「やる気にさせること」で、これは残念ながら2021年現在の動画をはじめとするインターネットでは実現できないのではないかと言われている(私の頭の中では)。

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