1冊の本を3回紹介する中島塾の中島です。
それだけよかったんですよ。
100冊くらい購入して保護者の方に配って読んでいただきたいくらいです。
◆世の中には奨学金をはじめとする「頑張ったら支援しますよ」という仕組みは既にある。
◆しかし本当に支援が必要なのは頑張れない人たちの方である。
◆1番上の例で言うと、成績の良い子は奨学金でじっくり勉強に専念できるが、成績の悪い子はバイトをして稼がなければならないので、ますます勉強から遠ざかってしまう。
◆頑張れない人たちはかわいげがない(乏しい)ケースも多く、支援する側もやりにくい。
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進学塾という性質上、どちらかというと頑張れる子たちとその応援団である保護者の方々とお会いするケースが多いのだが、やはり本書のように頑張れない子や頑張れない子の応援に疲れ果ててしまっている保護者の方にお目にかかることもある。
塾講師歴25年、長男が高校2年生になった43歳の私には、ちょうどいいテーマをもらった形なのかもなぁ…とひとりごちてみる。『なんでできないんだよ!』から『こうやってみようか?』へ、『絶対こうしろよ!』から『次はこうしてみたらどうなる?』へ。
今までは塾生たちに「周囲の誰もが応援したくなるような立ち振る舞いをしなさい」と説いてきた。それはそのままにしておいて、それでも頑張れない子たちに新しい指導ができるようになるかもしれない。いや、できるようになる。
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