習い方を教えること

小・中・高と体育会系で育ってきた中島塾の中島です。

今の子どもは…なんていうとおじさんくさいですが、習い方を知りません。悪気なく知りません。知っていてやらないんじゃなくて、知らないからできないのです。

◆話を聞くときにそちらの方を向く。

◆メモを取る。

◆返事をする。

などができません。このブログをご覧の保護者の方は、お子さんやお孫さんが上記のような動きをするかどうかチェックしてみてください。

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職場やその他組織において、上下関係でうるさいことを言われない世の中になった。それはそれで一長一短なのかもしれないけど、上で書いたように「上手な教わり方」「教える側から一言引き出す習い方」をできる子どもたちが、とても少なくなったのだと思う。

特に体育会系で育ってきた私にとって衝撃だったのは、野球やサッカーなどスポーツチームに所属している子たちのルーズさで、本当に100%疑問文で聞きたいのだけど、

「それ、スポーツチームで注意されないの?」

と思う。

100歩譲って勉強の場合、「別にテストの点数なんてどーでもいーよ」という子どもがいてもそんなものかもしれないけど、スポーツの場合はその競技が大好きで少しでも上手になりたいと思っている子がほとんどだと思う。そんな中、「こうした方がいいよ」「こうするとうまくいくよ」というアドバイスを聞くのに、視線はフラフラと定まらず、両手はコネコネと遊んでいる状態を指摘する人は誰かいないのだろうか。中島塾では私、中島先生が全力で指導しています。理由はそういう人のことが許せないからです。

でも、同じ「指導者」という括りにしてみると、スポーツチームの監督やコーチにもおそらく言い分はあると思っていて、それはそれで分かるような気もする。というか聞いてみたい。

もしそんな機会に恵まれることがあったとしたら、スポーツチームの監督やコーチにはたくさん話を聞いてみたいのと、私からぜひアドバイスさせてもらいたいのは、「塾はいいけど、スポーツの世界で指導力を弱めたら事故が起こるよ」ということだけだ。そうならないことを祈る。

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