「問題をよく読もう」を具体的に

文章は書くのも読むのも大好きな中島塾の中島です。

「今の子どもたちは」なんていうとおじさんくさいかもしれませんが、今の子どもたちは文章を読みません。

その証拠となる写真を1枚撮りました。

ア・イのいずれかで答えるべき問題に対して、◯・×で答えているのが分かると思います。

ちなみに黄色と緑色の蛍光ペンで塗ったのは、マルつけが終わった後です。

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私は立場的にどちらに立てばいいか迷うのだけど、私たち親世代が子どもだった30年前と比べて、今の子どもたちは日常生活の中で文章を読む機会が圧倒的に少ない。昔は文章を読めることが普通で読めないことがレアケースだったけど、今はそれが逆になっている印象すらある。

YouTubeを見て楽しみ、説明書のないテレビゲームをやっている子どもたちに、「文章を読め」という方が酷なのだろうか。スポーツの世界が、野球・サッカー・バスケット・バレーと多様化しているように、趣味の世界も多様化している。読書も必須というわけではなく数ある趣味のジャンルの中の1つになるのかもしれない。

とはいえ、中学受験や高校受験において全ての問題文は日本語で書いてあるわけで、問題を解く際に問題文を読むのは必須であって、ここを同情したりボカしたりすることは決してできない。

このブログをご覧の保護者の方々にも、ぜひ心に留めておいてもらえたら幸いです。

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