2021年7月3日(土)午前中にタカラバコイベントをしたら午後からドッと疲れが出た中島塾の中島です。
コロナの蔓延防止措置で、約1ヶ月ぶりのイベントでした。
タカラバコは公民館(市の施設)を使わせてもらってますからね。
で、上の画像のクワークルというゲームなのですが、4人が各自6枚ずつタイルを持っていて、それを中央に配置することによってポイントを稼いでいくゲームです。1番ポイントの多いプレイヤーが勝利ということになります。
そこで小学6年生タカラバコキッズがキリッと冴えた選択を見せてくれたので紹介したいと思います。
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小学6年生タカラバコキッズは3枚のタイルをどのように置こうか迷っていた。
置き方には2パターンあって、上の写真の縦の並びみたいに【同じ色だけど形が異なる】というラインを作るか、上の写真の横の並びみたいに【同じ形だけど色が異なる】というラインを作るかの2択だ。
キッズは下の写真右下の3枚のタイルをイモムシのようにノソノソ動かしていた。私はこのタイルを【手裏剣】と読んでいるのだけど、緑の手裏剣にくっつけると4ポイントになる。
キッズも最初はそのようにした。自分が用意した3枚のタイルで3ポイント、ではなく緑の手裏剣もカウントして合計4ポイントになるのがミソだ。
ところが、キッズは少し考えた後『あっ、ちょっと待って!』と行って芋虫のルートを変えた。
このブログをご覧のみなさんには詳しいルールを説明していないから、これだけではキッズのすごさが伝わらず悲しいのだけど、これで5+3=8ポイントになる。さっきの並べ方だと4ポイントなんだから、8-4=4ポイントこっちの方が得だ。5は横で紫・赤・黄色・緑・オレンジの手裏剣が並んでいる。3は縦で、キッズが準備したオレンジ・赤・紫の手裏剣が並ぶ。重複してカウントしてもいいことになっており、キッズはそれを思い出したのだ。
私はこういう現場をいつも目撃しているから『アナログゲームで頭の体操!』とか『アナログゲームをすると頭が良くなる!』みたいなことを言いがちなのかもしれない。100人いたら100人とも、というわけにはいかないけど、こうやって【考える→得する】という成功体験を積ませてあげられるのは中島塾だけでは得られない快感だ。
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【募集】
小学生ナゾ解きゲームイベント「タカラバコ」
◆7月10日第2土曜日は大徳公民館定例会
◆7月17日第3土曜日は安原児童館出張タカラバコ
◆7月24日第4土曜日は白山市児童施設出張タカラバコ
「知の入り口」に興味がある方からの問い合わせ・申し込みをお待ちしております。