新規入塾生がいると何となく背筋がピンと伸びる中島塾の中島です。

いや、いないと緩むってことでもないと思うんですけど…何でしょうかねぇ。

中島塾には学習手帳や毎日プリントなど独自のルールがたくさんありますから、それらを1つ1つ教えて身につけてもらうだけでもかなりの労力がかかります。

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中島塾という小さな小さなコミュニティの中だけの話なので世の中全体がそうかどうかは全く分からないんだけど、最近の子どもたちを見ていると、良くも悪くも自分を持っているというか自分らしさがあってこちらの指導が容易に届くような雰囲気がない。

細い糸を懸命に手繰り、手を変え品を変えて、そこに子どもたちが学校の友達から刺激を受けていたり、保護者の方からの援護射撃をいただいたりして、ようやく何か道筋がほんのりと浮かんでくる感じだ。

私の学習塾講師歴は丸25年が経ち今26年目を走っている最中なのだけど、教え方ウンヌンじゃなく、教えたことが塾生の脳にどう入っていくのかってところに課題を抱えている。

こうやって考えてみると、講師としてのゴールってのは死ぬまで到達しないんじゃないかなぁ、などと。まぁゴールを求めて彷徨っているわけじゃないからいいといえばいいのかもしれないけど。

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