ある数学講師のつぶやき

ナゾ作家で麻雀プロ、中島塾の中島です。

理由は分からないのですが、学習塾講師の方や学校の先生方のツイートが目に留まります。

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下のツイートに思わずポンと膝を打った。

問題を作る側の意識として、1クラスに100人いることになったり、時速50kmの速さで歩いたり、やかんに水が0.6Lしか入らなかったり、そういう作りにはしない。1クラスの人数はせいぜいが40人で今なら20〜多くても35人までだろうし、人間の歩く速さは時速4km前後だろうし、やかんに入る水の量は2L〜5L程度の幅だろう。

決して自分の能力を鼻にかけるわけではないけれど、私は小学校低学年の頃から両親と分数を使った会話(目的地まで何分のいくつ来ているかという確認)をしていたし、1クラスに約40人の人間がいることも、両親の運転する自動車がどのくらいのスピードで走っているかも、人間がそれに追いつけるかどうかも、やかんに沸かしたお茶をボトルに入れると何本くらい取れるかもだいたい把握していた。

自分のことなので客観的には見られないかもしれないけど、おそらく普段から数字を意識した生活をしていたからだろうなぁ、などと。

ただ、親子関係の希薄化や現代の「自分らしく」「その子らしく」という個性重視の風潮から、上のツイートや私が今日のブログに書いた文章がどのくらい受け入れられるかは甚だ心許ないけれど。

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