読んでいるのか見ているのか

Twitter上ではほぼ反論しない中島塾の中島です。

こういうのをエアリプとか言うんでしたっけ。

私は上のツイートを、今日のブログの導入部分というか問題提起だと捉えます。

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仕事柄、子どもたちの読解力低下には頭を悩ませている1人だが、確かに上の方のおっしゃる通り人類史上かつてないほどの文字と接しているとは思う。しかし、そのうちの何割が正しく読めているかというと、甚だ心許ない。

車・電車・飛行機などの交通手段を手に入れた大人たちが金沢から東京まで徒歩では行かないように、YouTubeとTikTokで育った子どもたちに読書をしろというのは酷なことだと考えた方がいい。文字を読み、頭を働かせ、場面を思い浮かべるのは、今後ごくごく一部の人間だけがやっている趣味というか特技みたいなものになっていくのかもしれない。

少し前まで私は、「国語力がないとネット社会の恩恵を受けられないぞ」「日本は人口が減少傾向にあって世界は人口爆発の状態なんだから、英語ができないとビジネスが広がらないぞ」と子どもたちに説いてきていたけど、文字ではなく動画で情報を伝達し、ドラえもんのホンヤクコンニャクみたいなものが発明される現代では、そうとも言い切れないのではないかと考え直しているところだ。

時代は刻一刻と変わっていく。私の頭も毎日アップデートし続けていきたい。

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