M1レポ2021

お笑いが大好きな中島塾の中島です。

毎年M1は楽しみにしています。

 

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あんまり詳しく書くと来週のワイドナショーに取り上げられそうで気が重いけど、番組中に松本人志さんが言った「 1番バカな奴に(票や点数を)入れようかなぁ…って…。」という言葉に審査員全員が引っ張られてしまった感は否めない。

思いついた順に書くと、決勝の錦鯉も舞台で横になってるボケの長谷川さんをツッコミの渡辺さんが叩くシーンがあったし、敗者復活を勝ち上がったハライチなんかもセンターマイクから大きくれて舞台俳優さながらの名演技だった。去年マヂカルラブリーの作り上げた基準が、今年の決勝戦を作ったことは想像に難くない。

私は今年の優勝者をインディアンスだったんじゃないかと思ってるんだけど、インディアンスの決勝ネタは国民の誰もが知るサザエさんをモチーフに、3本の告知とジャンケンじゃないフィナーレの迎え方に関する数々のボケが秀逸だった。端的に言うと「いっせーのーで、ゼロ!」に笑った。初めてのM1で、優勝したミルクボーイの直後にボソボソしゃべってたオズワルドが、その後スタイルを大きく変えてきたみたいに、インディアンスもきむさんのツッコミがもっとバラエティーに富めば来年は優勝候補の筆頭に挙げられるんじゃないだろうか。

そのオズワルドだけど、言い方は悪いものの残念ながら錦鯉の犠牲になった感じがする。錦鯉長谷川さんの圧倒的なバカボケと渡辺さんのパワフルな叩きツッコミの前に、オズワルドのテクニックが鼻についてしまった。理想の俺と会話しちゃうのかよ。

かつて和牛が2016・2017・2018と3年連続でM1準優勝になったように、オズワルドもまた【上手いけど勝てないコンビ】みたいな存在になってしまうのかもしれない。でもこればっかりは当日会場がどんな空気になるかとか、他のコンビがどういう方向性のネタをやるかとか、それを見た審査員がどう言うかとか、そういう問題になってしまうので、つまりオズワルドは来年もそういうことに怯えながらのM1になるんだろうなぁ、などと。

最後に、最終決戦3組には残らなかったものの真空ジェシカは今回初めてその存在を知った私にとってフレッシュなコンビで、できれば来年まずはネタをたっぷり見せてもらった後、バラエティー番組でフリートークとか体張る系の仕事をしてもらえると嬉しい。ラリー遠田さんとかこのブログ見ないかしら。

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