冬期講習中の正月特訓のこと

2020年1月2日・3日から正月特訓を組み込んだ中島塾の中島です。今年で3回目の正月特訓となります。

昔は、仮に私が「1月2日と3日に塾を開けます」と言ったとしても、保護者の方から「いやぁ、お正月は帰省してますから…」「1月2日は用事があって…」と言われていたでしょうが、今は「先生!ありがとうございます!」「休みが短くなりますけど大丈夫ですか?」と言われています。

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私はこのことについて2つの方向から分析している。

1つは【正月だからといって帰省しなくなっているのではないか?】ということ。

私の嫁の実家は床屋を営んでいるが、昔は12月28日や29日は多くのお客さんで賑わっていたそうだ。その頃に仕事納めがあったということと、髪型を整えて気持ちよく新しい年を迎えようという考えがあってのことだと思う。ところが今は節目を作らないような風潮があるので、12月28日や29日を普通の月末として捉えているのだろう。また、旦那さんの実家に帰ることを嘆く奥様のブログやツイートも見たことがあるし、昔ほど帰省帰省とうるさい時代でもないのかもしれない。

もう1つは【子どもたちが家で勉強できなくなっているのではないか?】ということ。

年賀状にも書いたけど、私が子どもだった30年前とは環境が大きく異なり、今はYouTubeやTikTokをはじめとする動画サービスが隆盛を極めている。それらのサービスはとにかくユーザーの時間を奪うことが主目的なのだから、ちょっと気を抜けば「2時間3時間タブレットを眺めていた」みたいなことは十分起こりうる。普段はあまり顔を合わさない親子が冬休みにずっと一つ屋根の下にいればトラブルも起こるだろう。何を隠そう3年前の我が家がそうだった。

働き方改革だか何だかで1月1日の初売りが4日になったり5日になったりしているみたいだけど、塾に関しては逆の流れがあるんじゃないかと思っている。

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