教育について考えるときに、【承認欲求】【自己顕示欲】などの言葉をよく目にする中島塾の中島です。
先日目にしたのは漫画家の楳図かずお先生の言葉でした。
楳図かずお先生の休筆理由、「褒められることが全然なかった」で胸がキュッとなる pic.twitter.com/qbY95roQry
— すみみ (@mr3st) January 31, 2022
ずっと漫画描いていても評価も何もなく、褒められることって全然なくて、『もう怖い漫画はないと思う』とか言われたこともありました。それだったら残っていても悪いし、面白くも何もないので、それでやめちゃったんです。
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ツイートされた方は【褒められることって全然なくて】に反応しておられたけど、私としては【『もう怖い漫画はないと思う』とか言われたこともありました。】にグッと来た。どこの誰だか知らないけど、こういうことをスッと言えてしまうのが人間なんだと思う。そして楳図先生も普通の精神状態なら跳ね返せたところ、褒められることがなくて心が弱っていたんじゃないだろうか。
私は漫画を読む専門で描いたことは全くないのだけど、昔は653万部も発行していた週刊少年ジャンプが今は約4分の1である152万部程度だというし、漫画家や編集者もよっぽど好きな人じゃないと続かないのかもしれない。
これからただでさえ少子高齢化が進み縮小していく日本社会において、ちょっと悲しいというか寂しい話題だった。そして私も考えるところがあった。
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