中島少年2の話

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中島塾塾長室の中島先生です。どうも。
今日は中島少年が小学6年生のときに小学1年生だった私の弟の話を1つ。
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[今日中島塾で偶然私の目に入った消しゴム]
今日私が教室で何気なく机の上を見ると、上の写真の消しゴムが置いてありました。この消しゴムはいわゆる「塾の消しゴム」というやつで、塾生が忘れ物をしたときに貸し出す用のものです。この消しゴムは今でこそ「塾の消しゴム」ということになっていますが、そのルーツは約20年も前にさかのぼります。
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今から約20年前の3月、中島少年小学6年生・中島少年の弟少年(ややこしい)小学1年生。父の転勤が決まり、イコール私たちの転校も決まりました。
日ごろの行いがよかったのか、私も弟もそれぞれのクラスで「お別れ会」を開いてもらえることになりました。そのことを知った私の母は、私に40冊のノートを、弟に40個の消しゴムを買ってくれてこう言いました。
母『お別れ会のとき、みんなに1つずつ渡しなさい。』
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お別れ会が終わりました。私はみんなにノートを渡し、みんなからはたくさんのプレゼントをもらって帰宅しました。すると、弟が部屋でうなだれています。やはり仲間との別れは辛いものです。
私『弟、どうしたー。』
弟『うん…。』
私『新しいところでまた友達作ろうぜ。』
弟『うん…。』
私『ほら、元気だせや。』
弟『兄ちゃん…。』
私『何や。』
弟『兄ちゃん…、消しゴム…、恥ずかしくて渡せんかった…。』
( ̄□ ̄)マジデ?!?!?
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弟は小さい頃から非常に硬派な人間で、別れ際に友達とベタベタみたいな感じが嫌だったのかもしれません。弟の小さい頃については以前に1つ記事を書いていますのでよろしかったらどうぞ。(関連記事:青キティ
というわけで、その日から私はこの消しゴムの呪縛から逃れられない日々が始まったのです。今となっては笑い話。この消しゴム、なくなってほしいような、なくなってほしくないような。
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確か40個の消しゴムは、・・・・・・・・・
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