協会の対応について

中島塾の中島です。こんにちは。

先日に引き続き、全日本バレーの話を1つ。

ボクシング協会、体操協会、そして大相撲協会と、たくさんのスポーツ協会が世間の耳目を集めている。それらの多くが協会に対して懐疑的な見方をしているが、今から書く日本バレーボール協会の対応はどうだろう。

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今から10年以上も前、現在女子バレーボール日本代表を率いる中田久美監督が、当時は解説者という立場で、テレビ番組「ジャンクスポーツ」に出演した時の話だ。

2004年初夏、アテネオリンピック出場権を獲得した日本代表の選手たちは、ジャンクスポーツのスタジオで大騒ぎをしていた。そのオリンピック予選を振り返るVTRに入った瞬間、中田監督は選手たちを大声で叱り飛ばしたのだ。このときスタッフの不手際で普通なら切り替えられているはずのマイクがオンのままになっており、「てめえらー!この野郎ーーー!」という怒声が全国に流れた。テレビ番組としては面白いアクシデントで、その後何度もこの事件が取り上げられた。VTR明けの選手たちは明らかに顔色を失っており、VTR前とのギャップに私も大笑いした記憶がある。

さて、話の核心はこの後だ。14年前、怒声が全国にオンエアされた後、日本バレーボール協会は中田監督にこう伝えたそうだ。

「ご指導、ありがとうございました。」

解説者だった中田さんが監督を引き受けた背景には、この件もあったのかもしれない。協会からの厚い信頼を受け、思う存分指導してほしい。

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