読むことによるメリットを作る

下のような間違いを見つけた時は声に出して読んでみている中島塾の中島です。

『へいじょうへい…。』

そうすると味わいが深くなって悲しみが増すんですよ。オススメです。

こういう時私はいつも仮説を立てるんですけど、【子どもたちに読むメリットがなくなった(小さくなった)】というのはどうでしょうか。能力が低下しているとは思えないんですよね。

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私は2013年からタカラバコというアナログゲームサークルを運営していて、子どもたちとボードゲームを楽しんでいる。そのイベントの中に【ナゾときゲーム・タカラバコ】というのがあって、6人1組でナゾを解き、4桁の南京錠がかかった木箱を開けてもらっている。

とにかく教える中島

この時の小学生たちの表情や取り組み方がとてもイキイキしていて、見ていて気持ちがいいのだ。

木箱を開ける

というたった1つの分かりやすい目標に向かって、自分の能力の限界を超えて頑張る。時には隣のテーブルの動向を伺うなどいわゆる『カンニング』という不正行為を行ってでも何とかしようとする。それは、テストや勉強に対して無気力な中学生と比べれば比べるほど、腹の底から笑いが込み上げてくるくらい頼もしいことだ。

中島塾の中学生とタカラバコの小学生、この異なる2種類の子どもたちを比べて、【小学生が楽しんでタカラバコを開けるように、中学生にもワクワクドキドキ高校を目指してもらったらどうだろう?】と考えている。

そういえばナゾときゲームの試作品を作った時、当時小学生の長男にテレビゲームのソフトを買い、それを家の中に隠して【ソファーのした】という答えになるように作ったのを思い出した。

読むことで自分にメリットがあれば、今の子だっていくらでも読むよなぁ。

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【募集】

小学生ナゾ解きゲームイベント「タカラバコ」

◆9月4日(土)第1土曜日は米丸公民館

◆9月11日(土)第2土曜日は大徳公民館

◆9月18日(土)第3土曜日は安原児童館出張タカラバコ

◆9月25日(土)第4土曜日は白山市児童施設出張タカラバコ

「知の入り口」に興味がある方からの問い合わせ・申し込みをお待ちしております。